こんばんは!西裏はしご街編集部です。
わたしたちは、富士吉田にある飲み屋街「西裏」の魅力を発信すべく、バラエティ豊かな飲食店のグルメ情報や地域のイベント情報などを集めてウェブやSNSで紹介しています。
今回は西裏にある「やきとり屋」にスポットを当てて街を巡ってみました。数十軒ある飲み屋の中でもやきとり屋の提灯が目立つ西裏地区。各店舗が腕をふるってこだわりのやきとりを提供する中で、「富士吉田のやきとり」と言えば、共通の認識があります。それは、やきとりの味付けで、「塩味に豆板醤」という食べ方です。これがタレよりも圧倒的に人気で、シンプルな味付けに豆板醤のピリ辛なタレがとてもマッチしてお酒がグイグイ進むなかなか危険な組み合わせです。
さて、それでは早速、編集部おすすめのやきとり屋さんを紹介していきます。
1.〈びんど〉
月江寺大門商店街を入ってすぐに目に止まるのが、レトロな店構えと筆文字で「びんど」の看板。串焼きとやきとりをメインに出している居酒屋さんで、お座敷とカウンターの席があり、連日たくさんのお客さんで賑わっています。
いただいたメニューは店主おすすめの盛り合わせ10本。とり肉の他にも野菜や海鮮などバラエティーに富んだ串物が並びます。
もちろん全て塩味、自家製の辛味噌につけて早速いただきました。「びんど」の辛味噌は、しっかりとした辛さで、辛党の方に特におすすめです。また、辛いだけでなくコクがあって、やきとり鳥の味を引き立ててくれます。白いご飯にのっけて食べても美味しそう…。
2.〈とばり〉
やきとり屋さんと聞くと、焼酎やサワー、ビールで賑やかに乾杯!という景色を想像するのですが、「とばり」はお店の雰囲気から普通のやきとり屋さんと違います。バーのような落ち着いた雰囲気で、取り扱っているお酒もウィスキーやカクテルの種類が豊富でなんと100種類以上。女性のお客さんたちにも人気のやきとり屋さんです。そんなおしゃれな空間で、味わったやきとりはこちら。
塩胡椒で味付けされた串焼きを、豆板醤を付けて食べます。少し濃いめの塩味で、やきとりの王道と言えるような焼き加減と味付けです。店主にやきとりへのこだわりを聞いてみると「普遍的なやきとりの味を目指しています」との回答が。空間は変化球ですが、やきとりは直球勝負のようです。紅茶ベースの西裏ハイボールとの相性が抜群でした。
3.〈恵〉
ミリオン通りにあるやきとり屋さんで、なかなか席が空いていない人気店。青い暖簾をくぐると、炭火で焼かれたやきとりの香りが、にぎやかな店内に広がっています。やきとりのメニューをみて驚くのは、王道はもちろん、希少部位まで種類が豊富です。編集部おすすめは、梅ソースが乗ったささみ焼き。さっぱりと食べられる一品になっています。
4.〈にじ〉
塩で食べる文化が根付く中、あえてタレで勝負しているのが「にじ」のやきとり。タレは丸鶏を10時間煮込んで作られており、骨まで出汁をとっているそうです。店主が東京で修行したやきとり店のタレに惚れ込み、「にじ」でもその味を受け継いでいるとのことで、継ぎ足しで作っているこだわりのタレ、年とともに味の深みが増していくのが楽しみです。
お店の雰囲気はアットホームな感じで、手前のカウンターでは常連客がしっぽり飲みながら店主との会話を楽しんでいて、奥のお座敷はワイワイと賑やかです。
5.〈GuGu〉
最後に紹介するのは、串焼き「GuGu」。やきとりはもちろんですが、「GuGu」のスペシャルは、甲州ワインビーフや信玄地鶏や富士桜ポークなど、こだわりのお肉メニュー。
また、おつまみ系から、ご飯もの、揚げ物、鍋など種類豊富なメニューに食欲をそそられます。量が多くガッツリ食べたい方におすすめです。常連さんで席が埋まりやすいので、ぜひ電話で席の空き状況を確認してから行ってみてください。
まだまだ紹介したいお店がたくさんありますが、今日はひとまずこの辺で!どの店舗もお店ごとの色があり、メニュー1つとっても飽きがこないのが西裏の魅力です。色んなお店をまわって、料理やお酒を味わっていただきたいなと思います。街がコンパクトだからこそ、2軒目、3軒目と足が伸ばしやすいのもまた1つのポイントです。
さて、今回は居酒屋定番メニューのやきとりを紹介いたしました。サイト内ではやきとりの他にも様々なお店やグルメ情報を掲載しておりますので、ぜひ気になるグルメを探してみてください。編集部も新しいグルメを探るべく、今日も西裏の街に繰り出します!それでは次回の更新をお楽しみに!
小林和泉
西裏編集部
富士吉田にある飲み屋街「西裏」の魅力を発信すべく、バラエティ豊かな飲食店のグルメ情報や地域のイベント情報などを集めてウェブやSNSで紹介しています。